先物取引ナビTOP>商品先物・魅力とリスク
【商品先物取引とは?】
商品先物は、金やプラチナ(白金)、原油、ガソリンから大豆、コーヒーなど、生活に必要な資源や食糧原料の価格を安定継続させる上で欠かせない経済システムのひとつであり、商品先物取引も投資活動を行う上で見逃せないモノです。
しかし、「先物」というと、何やら危険、怖いといったイメージがつきまといがちですが、それは、クルマを危ないからといって嫌うのに似て、使い方しだいなのです。
世の中には私達の生活を脅かす動乱、インフレといったリスクが常にありますが、商品先物を活用すると、一般の生活者でも、石油危機やインフレから資産を守ることができます。もちろん、超低金利の現代、使い方によっては預貯金よりはるかに有利な資金運用が可能です。
先物は、ある品物を将来のある時に買う、または売る「約束売買」「予約取引」だと言われ、ルールがいくつもありますが、基本は「値上がりしそうなら買う」「値下がりしそうなら売る」だけです。実物を売買するのに比べ10〜30%の金額の「証拠金」を預けるだけで売買できるのが特長で、いわゆる損をしたときのリスクさえ押さえておけば、単純明快な投資対象です。
【魅力とリスク】
例えば金の先物取引をする場合、金1グラム当たり2300円を先物で買い建てするとします。金の先物取引の場合は、取引単位が1キログラムから。通常であれば230万円の資金が必要となりますが、これが先物取引であると証拠金が9万円ほどで取引できることになります。実際に必要なのは、この証拠金と売買の取引時に発生する手数料で、ネット取引であれば手数料が買い建て時に1000円ほど、売却時にやはり1000円ほどかかります。
したがって230万円分の金の取引が9万2000円ほどで出来てしまうのです。それで、もし、金の価格が1グラム当たりで100円ほど上昇したとしましょう。実際に取引しているのは1キログラムですから、売却すれば10万円分の利益が出ます。9万円の証拠金を預けておくだけで10万円儲かるわけです(証拠金は当然、返ってきます)。
株の現物取引と比較すれば、10万円儲ける為には、100万円ほどの株を買って、10万円の値上がりを待たなければ行けません。
先物取引は、以上のように現物の金融取引に比べて、小さな資金で大きな儲けを出すことが期待できるのです。
ただし、少ない証拠金で大きな金額の投資が出来ますので、身の丈にあった投資姿勢が必要。取引している際の証拠金が、自分が持ち得る資金の限界に近いなどという投資スタイルでは、投資先商品の値動きによって、資産を失ってしまうこともあり得るので注意が必要です。
たとえば、先の金の先物取引を例に取れば、230万円分の金を買って、金の価格が1グラム当たり100円下落した時に売れば、10万円の損が出ます。9万円の証拠金がなくなってしまうばかりか、さらに1万円を差し出して決済しなくてはならなくなるのです。